はじめに
1年前から、資産形成で積み立てNISA、米国の増配ETFに投資を始めました。
そんな中、最近アメリカでは、MMF(マネーマケットファンド)に大量のお金が流れているとの話を聞きました。
どんなものか気になるので、日本からでもアメリカのマネーマーケットに投資できる外貨建てMMFを調べたので、結果をまとめました。
まだまだ投資初心者なので、至らない点があるかと思いますが、ご了承ください。
参考になるかもしれない人
・外貨建てMMFに知らない人
・これから外貨建てMMFに投資を考えている人
外貨建てMMFとは
外貨建てMMFとは、外国通貨で運用されるマネーマーケットファンド(MMF)のことで、以下のような特徴があるようです。
- MMFは、短期間の運用期間で、低リスクで流動性の高い運用を行い、通常は現金や短期債券などの金融商品に投資している。
- 外貨建てMMFは、基本的には外貨建ての現金や債券に投資し、外国通貨の価格変動によって運用成績が左右される。
- 外貨建てMMFには、米ドル、ユーロ、英ポンドなどの主要通貨に加えて、新興国通貨や資源国通貨などの通貨に投資するものもある。
手元に少しドルを持っているので、購入するならば、ドル建のMMFを考えています。
マネーマーケットとは
マネーマーケットとは、短期間(通常は1年未満)の借り手と貸し手が取引する市場のことを指します。この市場で取引される金融商品は、短期の債券やCD(定期預金証書)などであり、一般には低リスク・低利回りされているそうです。
CD(定期預金証)ってどんなものなんだろう?
よく分からないので、別で調べてみようと思います。
外貨建てMMFのメリット
為替リスク分散
- 外貨建てMMFに投資することで、為替リスクを分散することができる。
- 例えば、日本円建ての資産だけを持っている場合、円高になった場合に資産が減少する可能性がある。
- しかし、外貨建てMMFに投資することで、複数の通貨に分散することができ、為替リスクを低減することができる。
高い流動性
- MMFは、短期間で資金を出し入れすることができるため、急な資金需要にも対応できる。
- 外貨建てMMFは、世界中の市場で投資ができるため、市場の変化に応じて迅速にポートフォリオを調整することができる。
運用手数料が低い
- MMFは、運用手数料が比較的低いため、長期的に運用する場合でもコストを抑えることができる。
これに関しては、口座を持っている楽天證券で販売されている商品を調べるときに、まとめようと思います。
外貨預金よりも高い利回り
- 外貨建てMMFは、外貨預金よりも高い利回りを期待できる場合がある。
- また、外貨建てMMFは、短期の金利上昇にも対応できるため、利回りが安定している場合がある。
ドル建てのMMFだと、今(2023年4月時点)、4%くらいあるようです。
(楽天證券の商品より)
外貨建てMMFのデメリット
為替リスクがある
- 投資対象となる債券や金融商品が外国通貨建てであるため、為替リスクがある。
- 為替相場の変動により、投資元本や利回りが変動することがある。
買った時より円高になると、それで資産が減りますよね。。。
一方、例えば、米国株、米国ETF の配当金からのドルの収入で購入すると、為替リスクは低減できそうです。
通貨リスクがある
- 外国通貨建ての投資対象となるため、通貨リスクがある。
- 投資先の国の経済や政治情勢によって、通貨の価値が変動することがある。
運用成績が低い
- 低リスク低リターンの投資商品であるため、運用成績が低いことがある。
- マネーマーケットファンドの特性上、長期的に運用するよりも短期的に運用することが適している。
この点からは、かなりディフェンシブな投資先と言えそうです。
手数料がかかる
- 運用報酬や信託報酬などの手数料がかかることがある。
- これらの手数料は、長期的に投資をする場合には、収益を減らす要因になる。
投資信託なので、これは、当然な費用ですね。
市場リスクがある
外貨建てMMFは、マネーマーケットファンドの一種であるため、市場リスクがある。短期的な金利変動によって、運用成績が変動することがある。
投資なので、これも当然ですね。
まとめ
外貨建てMMFをについて調べてみました。
簡単にまとめると
外貨建てMMFは、短期間の運用期間で、低リスクで流動性の高い運用を行い、通常は現金や短期債券などの金融商品に投資していて、メリット・デメリットは以下のようになっている。
メリット
- 為替リスク分散
- 高い流動性
- 運用手数料が低い
- 外貨預金よりも高い利回り
デメリット
- 為替リスクがある
- 通貨リスクがある
- 運用成績が低い
- 手数料がかかる
- 市場リスクがある
メリット、デメリットのほとんどが、外貨で投資している投資信託なら、当てはまることだと思います。
そのため、低利回りだが、低リスクで、流動性が高く運用できる、守りの投資先というように言えると思います。ただ、利回りが高くなることもあるようです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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