はじめに
資産形成、自分年金を目的として投資を始めて1年半ほどですが、自分年金のための投資で高配当もしくは増配の米国ETFは何かいいものはないか探しています。
(私の資産形成の方針はこちらの投資はじめて1年の振り返りにまとめています。)
今まで自分年金を目的でDGRWという連続増配ETFを購入していましたが、残念なことにDGRWは新NISAの成長投資枠で購入できるETFから外れてしまっているため、他に同様のETFがないか探していたところ、どうも『iシェアーズ 米国連続増配株 ETF』が2024年1月に発売され、新NISAの成長投資枠で購入できそうということで調べてみました。
(他の米国増配株式ETFとの比較はこちら。)
2024/1/19 更新ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
iシェアーズ 米国連続増配株 ETF、上場されました。
新NISAの成長投資枠の対象銘柄で購入できます。
上場されてから分かった情報を概要に追記しておきます。
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そのため、次のような人の参考になれば幸いです。
・iシェアーズ 米国連続増配株 ETFが気になる人
・連続増配ETFを探している人
調べた事から、個人的には次のようなETFだと感じます。
iシェアーズ 米国連続増配株 ETF自体はまだ上場前なので、米国のETF DGROが同じ指数に連動しているETFになるので、そちらを調べてみた結果になります。
DGROを調べてみた結果をざっとまとめると、このようになります。
・投資対象は、5年以上連続で増配できるだけ安定して収益をあげており、
今後の成長に期待が持てる米国企業に投資している。
・組入比率は企業の時価総額ではなく、配当金をどれだけ多く出しているかを重視。
・VOO(S&P500)には成績が劣るが、米国連続増配ETF VIGとは
ほぼ同等の値動きで、右肩上がりで成長。
・分配金利回りは大体2.4%ほど。
・増配率は設定来で、9.51%あり高い。
同じ指数をベンチマークにしているため、iシェアーズ 米国連続増配株 ETF(銘柄コード2014)も同じような特徴になることが期待できます。
こちらは過去の実績を調べた結果をまとめたもののため、将来の成績を保証するものでありません。投資は自己責任になりますので、その点はご承知おきください。
それでは、それぞれ詳細を見ていきましょう。
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iシェアーズ 米国連続増配株 ETF(銘柄コード2014)について
概要
iシェアーズ 米国連続増配株 ETFは、継続して増配をしている米国株式で構成されるMorningstar米国配当成長株式指数(税引後配当込み、国内投信用、円建て)に連動する投資成果を目指すETF(上場投資信託)です。
管理会社:ブラックロック・ジャパン株式会社
信託受託会社:三菱UFJ信託銀行株式会社
上場予定日:2024年1月18日
分配金支払い月:2, 5, 8, 11月(年4回)
信託報酬:0.11%
売買単位:10口単位
(東京証券取引所の【iシェアーズ 米国連続増配株 ETF】の説明書より)
2024/1/19 更新ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
楽天証券ではかぶミニは適用外のため10口単位でしか買えませんが、2024年1年18日の上場初日時点では、1口:201円位なので10口:2010円ほどなので少額で購入できます。
まだ上場していないETFなので、実績などはまだないですが、信託報酬が0.11%で低いですね。
このETF自体は、まだ上場していないので、これ以降は、DGROで調べた内容を記載します。
2024/1/27 更新ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
iシェアーズ 米国連続増配株 ETFとDGROの値動きを比較してみました。上場から約1週間はこんな感じで、大体同じように動いています。
上場したばかりで、まだiシェアーズ 米国連続増配株 ETFの取引量は初日が最も多くそれ以降はあまりですね。
緑線:iシェアーズ 米国連続増配株 ETF、黄線:DGRO

棒グラフはiシェアーズ 米国連続増配株 ETFの取引量です。
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因みに、DGROは日本国内の証券会社では購入することができません。。。
DGROは、iシェアーズ 米国連続増配株 ETFと同じく継続して増配をしている米国株式で構成されるMorningstar米国配当成長株式指数に連動する投資成果を目指すETFです。
販売会社:Black Rock
設定日:2014年6月10日
純資産総額:23,845(百万米ドル)
経費率:0.08%
保有銘柄数:428社
分配金利回り:2.67%
決算月:3, 6, 9, 12月
組入条件
このETFは、Morningstar米国配当成長株式指数に連動しています。
その組入条件は次のようになっています。
・Morningstar米国株式指数の投資可能な市場の時価総額上位97%をカバー。
⬇︎
・構成銘柄から、REIT(不動産投資信託)を除外。
・少なくとも5年連続して配当が成長している。
・コンセンサス予想で利益がプラスで、配当性向が75%未満。
⬇︎
・残った株式を選択し、加重方法における制限(組入比率の最大は3%)のもと各銘柄の
予想させる支払い配当金総額の割合に比例するように加重する。
・年1度の構成銘柄の入れ替え、半期毎にリバランスを行う。
これを簡単に書くとこうなります。
・米国株式の時価総額の上位97%からREITを除外した銘柄のうち、
5年以上連続して増配していて決算予想がプラスになる
配当性向が75%未満の銘柄が投資対象。
➡︎5年以上連続増配しているて決算予想がプラスになる
=5年以上連続で増配できるだけ、安定して収益をあげている。
配当性向が75%未満
=企業利益を配当だけでなく、企業投資にも使っている。
=今後の成長に期待が持てる。
・最大組入比率3%とし、投資対象に配当金額加重でウエイトをかけて、投資比率を決める。
➡︎組入比率は企業の時価総額ではなく、配当金をどれだけ多く出しているかを重視。
構成セクターと銘柄
構成セクター
ファクトシート(2023年9月30日時点)に記載のある構成セクターをグラフにまとめるとこんな感じです。

No. | セクター | Sector | 比率 |
1 | ヘルスケア | Health Care | 19.49% |
2 | 金融 | Financials | 18.90% |
3 | 情報・テクノロジー | Information Technology | 15.31% |
4 | 資本財・サービス | Industrials | 11.27% |
5 | 生活必需品 | Consumer Staples | 10.56% |
6 | エネルギー | Energy | 7.31% |
7 | 公益事業 | Utilities | 6.67% |
8 | 一般消費財・サービス | Consumer Discretionary | 6.00% |
9 | 素材 | Materials | 2.65% |
10 | 通信 | Communication | 1.51% |
11 | 現金/金融派生商品 | Cash and/or derivatives | 0.32% |
12 | その他 | Other | 0.00% |
構成銘柄
DGROの保有上位10銘柄は次の通りです。
銘柄 | 構成比率[%] | 概要 | ||
1 | EXXON MOBIL | エクソンモービル | 3.05 | 総合エネルギー企業 |
2 | MICROSOFT | マイクロソフト | 2.92 | ソフトウェア開発、販売会社 |
3 | JPMORGAN CHASE | JPモルガン | 2.90 | 銀行持株会社 |
4 | JOHNSON&JOHNSON | ジョンソン&ジョンソン | 2.81 | 製薬、医療機器その他のヘルスケア関連 製品を取り扱う多国籍企業 |
5 | APPLE | アップル | 2.77 | デジタル家電、ソフトウェア、オンラインサービスの開発・販売会社 |
6 | CHEVRON | シェブロン | 2.70 | 石油関連企業 |
7 | ABBVIE | アッビィ | 2.66 | 新薬の研究・開発・販売を行うバイオ 医薬品企業 |
8 | PFIZER | ファイザー | 2.22 | 製薬会社 |
9 | PROCTER&GAMBLE | P&G | 2.11 | 一般消費財メーカー |
10 | HOME DEPOT | ホームデポ | 1.95 | 住宅リフォーム・建設資材・サービスの小売チェーン |
上位10銘柄は、どれも聞いたことがある有名な企業ばかりです。
割と分野が分かれている感じです。

上位10銘柄で、26.9%と全体の1/4を占めています。
これらの企業の成績が全体の成績に与える影響が大きいと言えそうです。
運用実績
DGROの運用実績はこんな感じです。
直近1年間年 平均 | 直近3年間 年平均 | 直近5年間 年平均 | 設定来 年平均 | |
時価純資産 | 14.39% | 10.09% | 8.58% | 10.21% |
市場価格 | 14.26% | 10.11% | 8.58% | 10.21% |
ベンチマーク指数 | 14.42% | 10.16% | 8.66% | 10.21% |
DGROは直接【2014】ではないですが、ベンチマークも設定来で約10%、悪くても約8%は年平均で上昇しています。
チャートをS&P500と類似の連続増配ETF VIGと比べてみるとこのような感じです。

紫線:DGRO、黄線:VOO、赤線:VIG
どのETFも同じように動いて、右肩上がりとなってますね。

VOOには劣りますが、若干VIGの方が良いように見えますが、ほぼ同じ値動きですね。
分配金
実績
設定以来の分配金の推移はこのような感じです。
2014年は設定された年で、1年分配金が出ていないので参考です。
年 | 分配金[米ドル] | 増配率[%] 前年比 | 分配金利回り [最安値ベース] | 分配金利回り [最高値ベース] |
2014年 | 0.25773 | – | 1.39% | 1.14% |
2015年 | 0.63602 | 0.00% | 3.42% | 2.90% |
2016年 | 0.66787 | 5.01% | 3.49% | 2.68% |
2017年 | 0.70976 | 6.27% | 2.90% | 2.34% |
2018年 | 0.81029 | 14.16% | 2.95% | 2.44% |
2019年 | 0.93062 | 14.85% | 3.26% | 2.43% |
2020年 | 1.0288 | 10.55% | 4.10% | 2.46% |
2021年 | 1.07176 | 4.18% | 2.63% | 2.01% |
2022年 | 1.16794 | 8.97% | 2.76% | 2.17% |
2023年 | 1.31595 | 12.67% | 2.83% | 2.44% |

分配金利回りは最高値ベースで2.3〜2.4%くらいが通常の値のようです。
最安値ベースでは、2%後半以上あるので、3%くらい利回りがある状態だと、買い時のように思えます。
グラフにするとこんな感じです。

分配金はずっと右肩上がりで増えていて、とても良いです!
増配率
増配率は、設定来で平均9.51%とかなり高い増配率となっています。
この増配率が今後も続くと仮定して分配金の増加を見てみると、次のグラフのようになります。


20年後で6.16倍と長く持ち続ければ、高分配金となることが期待できます。
因みですが、毎年同じ株数を買い続けた場合(分配金利回り、増配率は変わらないと仮定)は、2.97倍となり、20年定数購入し続けると7%程度の高分配となることが期待できます。
また、直近3年、5年の平均増配率はこんな感じです。
分配金増配率 | |
直近3年平均 | 8.55% |
直近5年平均 | 10.18% |
設定以来平均 | 9.51% |
直近3年は設定来より1%程少ないですが、それでも8%以上あります。
過去の状況をみると、高い増配が期待できそうです!
さいごに
2024年1月18日上場予定の円で購入できる米国連続増配株式ETF iシェアーズ 米国連続増配株 ETF(銘柄コード2014)について、同じ指数をベンチマークとしているDGROの成績を見ることによりどんなETFか調べてみました。
調べた結果は、S&P500には劣りますが、右肩上がりで成長しており、設定来の増配率も9.51%とかなり高く、長期間の保有で、高分配となることが期待できるETFになりそうだとわかりました。
自分年金を作る上での主で投資してもいいのではないかと思えるETFかなと思います。
参考になれば、幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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