はじめに
先日不動産クラウドファンディングのCOZUCHIに投資家登録しました。
登録した時の記事はこちら。
その後に、2024年4月末時点の四半期レポートに記載の運用実績について分析してみたので、その結果をまとめています。
ざっくり、結果をまとめると、
・運用の結果の利回りが、想定利回りを下回ることはほぼなかった。
(実績平均:17.13%、実績中央値:7.75%下回ったのは1件のみ。)
・実績利回りでみると、年利4%以上、半数以上で年利6%以上となっている。
・運用期間は、想定のより短くなることが多い。
・半数近くのファンドが運用の結果、想定利回りより高い利回りとなっている。
・元本割れは一度もない。
以上のことから、2024年4月末時点では、元本割れもなく、想定期間より短い期間で、半数近くの想定利回りより大きい利回りを出していることから、安全性が高く、リターンも中央値で7.75%ありリターンも魅力的からと思います。
これから、『COZUCHIで投資をしようかなと思っている方』の参考になれば幸いです。
本記事は、過去実績から見えてくるものをまとめたものであり、将来の成果を保証するものではありません。投資自体の成果は自己責任でお願いいたします。
ファンド運用実績
COZUCHIのファンド運用実績はHPの四半期毎にレポートが載せられているので、そちらで確認することができます。
2024年4月末時点運用レポートはこちら。
レポートには、運用中のファンド、運用終了ファンド(今までに運用終了したもの全て)が記載されているので、今までのファンド運用実績を確認することができます。
投資するにあたって今までの実績を確認することができるので、とてもいいですね!
初めて投資する時は、過去実績は特に気になりますよね。
分析してみた
2024年4月末時点の四半期レポートに記載の運用が終了した短期運用型の実績を簡単ですが、分析してみました。
予想利回りと実績利回りの比較し、表にまとめるとこんな感じです。
調達金額 (百万) | 想定利回り* (年利%) | 実績利回り* (%) | 想定運用期間 (ヶ月) | 実績運用期間 (ヶ月) | |
平均 | 500.40 | 7.7 | 17.13 | 10.6 | 8.3 |
中央値 | 250.00 | 6.0 | 7.75 | 12 | 8.85 |
最大値 | 7200.00 | 50.9 | 283.5 | 36 | 22.6 |
最小値 | 13.00 | 2.0 | 4.0 | 2 | 0.3 |
*利回りは年利周り。
まとめた結果をみるとこんなことが見えてきます。
・利回りは、実績の方が平均、中央値ともに高い。
・運用期間も、平均、中央値ともに実績の方が短い。
これらのことから、予想より短い期間で、予想より大きな利回りが得られるように見えます。
利回りをさらに分析
運用終了ファンドの実績利回りと想定利回りの差をだし、まとめてみると下の表のようになります。
件 | 実績ー想定 利回り* 平均(%) | 実績ー想定 利回り* 中央値(%) | 実績ー想定 利回り* 最小値(%) | 実績ー想定 利回り* 最大値(%) | |
実績利回り >想定利回り | 34 | 20.6 | 8.0 | 0.3 | 271.5 |
実績利回り =想定利回り | 39 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
実績利回り <想定利回り | 1 | -0.3 | -0.3 | -0.3 | -0.3 |
*利回りは年利回り
実績と想定を比較した結果をまとめるとこんな感じ。
・今まで運用したファンドで想定利回りを下回ったのは、一度だけ。
・下回った場合も想定利回りの-0.3%と僅か。
・半分以上は、想定通りの実績利回りとなっている。
・半数近くのファンドが予想以上の利回りとなっている。
・利回りの上振れの最大値はなんと271.5%
運用終了ファンドを想定利回りの小さい順に並べ、実績利回りと一緒にグラフにするとこんな感じです。
*青棒しか見えない箇所は、想定利回り=実績利回り、もしくは想定利回り>実績利回り
グラフからは、こんなことが見て取れます。
・実績が利回りが想定を上回る場合は、想定を大きく上回っている。
・約4%以上の利回りが見込める。半数以上は6%以上。
・高配当株と言われる株式は、配当利回りが3%以上なので、
高配当株並みの利回りが期待できる。
運用期間をさらに分析
運用終了ファンドの実績利回りと想定利回りの差をだし、それらの運用期間の想定と実績の差をまとめると下の表のようになります。
件 | 実運用期間の 増減平均(ヶ月) | 実運用期間の 増減中央(ヶ月) | 実運用期間の 増減最小(ヶ月) | 実運用期間の 増減最大(ヶ月) | |
実績利回り >想定利回り | 34 | -4.8 | -3.0 | -27.9 | 0 |
実績利回り =想定利回り | 39 | -0.4 | 0 | -4.1 | 1.3 |
実績利回り <想定利回り | 1 | 1.7 | 1.7 | 1.7 | 1.7 |
期間について実績と想定を比較した結果はこんな感じ。
・利回りの実績が想定を上回った場合の運用期間は、想定通りか、想定より短い。
・利回りの実績が想定通りの場合の運用期間は、想定より長くなる場合がある。
ただし、長くても1.3ヶ月で、半数は短いか同じ運用期間となる。
・利回りの実績が想定を下回った場合の運用期間は、想定より長い。
ただし、実績として1件のみ。
運用終了ファンドを想定期間の短い順に並べ、実際の運用期間と一緒にグラフにするとこんな感じです。
*緑棒しか見えない箇所は、想定運用期間=実運用期間、もしくは実運用期間>想定運用期間利
グラフからは、こんなことが見て取れます。
・運用期間はほとんどが12ヶ月以内となっている。
・全体の半数くらいで、想定より短い実運用期間となっている。
さいごに
今回はCOZUCHIの2024年4月末時点の四半期運用レポートから短期運用型の実績をまとめてみました。結果としては、想定より短い期間で、想定通りもしくは想定以上の年利回りとなっていることが確認できました。
実績の利回りは、年利4%以上、半数以上で年利6%以上となっており、運用期間はほとんどが12ヶ月以内となっていることがわかり、なかなか魅力的なリターンであることだと思います。
今までに、元本割れはなく、想定利回りを下回ったファンドも1回のみと、過去実績を見る限り安全性は高いと思われます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
本記事は、過去実績から見えてくるものをまとめたものであり、将来の成果を保証するものではありません。投資自体の成果は自己責任でお願いいたします。
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